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         畳の需要は年々減っていて、新築の家では畳の部屋が一部屋、または全く無い家が増えてきました。 今後畳になじみの無い若い世代が増えて、畳文化が廃れてしまうのも寂しいので、ちょっと若い世代の人にも畳に関心を持ってもらえるような物は作れないだろうか・・・。  | 
       
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         そんな思いもあって壁にかける畳、『畳ボード』が生まれました。 コルクボードを心材に使い、天然い草の表を張り、四方縁で素朴に仕上げてみました。裏は初期のものは、チェック柄にしてみましたが、現在は和風柄の襖紙を貼っています。 写真を貼ったり、メモを貼付けたり、ウェルカムボードにしたり、お好きなように御利用ください。  | 
    
| この『畳ボード』は、心材のコルクボードを再利用したり、廃棄しやすいようにできるだけ分解しやすく作りましたので、やる気になれば日焼けした畳表を御自身で裏返して、また青い畳の雰囲気を楽しむことも可能です。作り方を紹介しますので、よろしければトライしてみてください。 |  
         【畳ボードの作り方】 
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| まず、コルクボードに畳表をぴったり合わせ、裏側に2〜3cmほど折り曲げタッカーで鋲止めします。(タッカーはホームセンターなどで売っています。コの字型のホッチキスのような針は足長10mm以下のものをお使いください) |  
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      写真のようにボードを軽く反らせて畳表をピンと張り、千枚どうし、アイスピック、釘のようなもので仮止めしておいて、裏にまくった畳表をタッカーで止めます。 | 
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         縁と縁下紙を止めていきます。縁を均等な幅で折り返すので、あらかじめ幅を計って止めましょう。(製品はおよそ8分、2.4cmくらいの幅になっています) この時縁を縁の長さ方向に、ピンと張って仮止めしておくのがポイントです。張りが弱いとしわがよって見た目が美しくありません。 
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         『わたり』と『縁しき』と言う道具を使って、均等な幅で折跡をつけていきます。畳ボードを丁寧に分解していただければ、元の折跡どうりに折っていただければ良いので、分解する際は先の尖ったもので一つ一つ鋲を抜いてください。(怪我には十分御注意下さい) 折跡で縁と縁下紙を折り曲げ、縁を裏にまくってタッカーで止めます。この時縁を引っ張って止めていくと、ピンと張れて綺麗に仕上がります。  | 
    
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         裏紙を貼付けて完成です。写真はホームセンターで売っている、カラーボックス等に張って剥がせる壁紙ですが、現在はアイロン貼りの襖紙を貼っています。 
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         製作手順は、縫うか鋲止めかの違いで通常の畳とほぼ同じです。あなたも畳職人気分を味わってみませんか。 『畳ボード』のオーダーはこちらから(^_^)/  |